おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

where the shoe pinches 靴が挟むところ→悩みの種

 

 

 

意味:実際に困っている部分、悩みの種

 

<例>

Only the wearer knows where the shoe pinches.

(靴が痛むところは履いている人だけが分かる。)

 

pinch という単語は「はさむ」という意味の動詞ですが、ここでは「はさまれて痛む」ことを表しています。

 

靴の先が狭く小指がはさまれて痛い・・・それは履いている本人しか分からないものです。

 

例文の「Only the wearer knows where the shoe pinches.」はことわざで、靴の痛む場所は履いている本人だけが分かる、というよりもむしろ「他人には本当に痛い所がどこなのかは分からない」という意味です。

 

さらにもっと広く「他人がどんなに苦しんでいるかは、本人以外は分からないものだ」という意味で使われています。

 

ことわざですので、できれば上記の例文そのものを暗記してしまうのがいいでしょう。