sticking point 突き刺さる点→行き詰まり
意味:こだわりがあるため仕事などが進行できなくなってしまうもの、立ち往生してしまう点
<例>
Apart from one sticking point, we have reached our agreement.
(一つの争点を別とすれば、私たちは合意に達した。)
「sticking point」と聞くと、「突き刺さる」という意味を想像しやすいかもしれませんが、この場合はむしろ「くっ付く」の意味で使われていると考えましょう。
ご存知の方も多いと思いますが、「stick」は前置詞「to」を伴って、ある場所やモノに「くっ付いて離れなくなる」ことを表します。
仕事や話し合いなどで、あるポイントまではスムーズに進んでいたところ、そのポイントに来るとみんなの動きが止まってしまい動かなくなる、先に進まなくなる、という状態をイメージしてみましょう。
単に邪魔なものという意味での「障害」ではなく、どうしてもこだわりを持っているために妥協できず、そこから先に進めなくなってしまうという意味でとらえると、この表現をより正確に理解できるでしょう。