a slip of the tongue 舌の滑り→言い間違え
意味:不注意で言い間違える、思ったことと別のことを言ってしまう
<例>
The director said, in a slip of the tongue, that the success of the project was "his" wishes, where he should have said "our" wishes instead.
(あの役員は、言い間違えて、プロジェクトの成功は "彼の" 願いだったと言ってしまった。本当は "私たちの" 願いだったと言うべきだったのに。)
日本語でも「口が滑る」という表現があり、どちらかと言うと「つい本音が出て言うべきことではないことを言ってしまった」というような意味で使われています。
英語の「a slip of the tongue」もほぼこれと同じと考えていいと思います。
ただし文脈によっては単純な不注意による言い間違えについてもこの表現が使われており、その場合は「つい本音が出てしまった」という意味は含まれないと考えたほうがいいでしょう。
なお「言い間違える」という動詞で使う場合は make を使って「make a slip of the tongue」という言い方になりますので合わせて覚えておきましょう。