the final nail in the coffin 棺桶の最後のくぎ→とどめの一撃
意味:失敗の末に敗北を決定づけるもの
<例>
The fact that he lied to the public was the final nail in the coffin for his reputation.
(国民に嘘をついてしまったことが、彼の名声を落す最後の決め手となってしまった。)
亡くなった人の入っている棺桶を閉めるための釘、その最後の一つが打ち込まれ、棺桶は墓石の下へ埋められてゆきます。
これを用いて、「すでに失敗して落ち目になっている状態に、とどめの一撃を与える決定打」を表したのが今日の表現です。
また「another nail in the coffin」と言うと、すでに失敗をしている人が「さらに失敗を重ねてしまう」という意味になります(この場合は「最後の一撃」というわけではありません)。
皮肉のこもった、かつユーモラスな英語らしい表現といえるでしょう。