the icing on the cake ケーキの上のアイシング→なくてもいい飾り
意味:なくても問題ないが、あればより良いとされるもの。人目を引くための飾り
<例>
Don't spend too much time on it. It's just the icing on the cake.
(それにあまり時間をかけすぎちゃだめだ。ただの飾りみたいなものなんだから。)
「icing」は砂糖や牛乳などで作られ、ケーキの上に塗られているクリーム状のペーストです。日本語でも「アイシング」や「フロスティング」などと呼ばれています。
アイシングが塗られていないとスポンジ生地がむき出しになるため、私たちの感覚ではアイシングは「なくても問題ない」とは言えないような気がします。
しかしこの英語表現の世界では、アイシングが塗られていなくてもケーキとして特に欠陥はない、アイシングはあくまで飾りのようなものなので、あったらあったで良い、という位置づけで扱われています。
ここから「なくても差し障りがないのに、人目を引くのが目的で付けられているようなもの」という意味で使われる表現です。
通常「icing」にも「cake」にも定冠詞「the」が付けられますので、間違わないように覚えましょう。