おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

fork in the road 道にあるフォーク→分岐点

意味:人生や歴史の分岐点となる時や出来事、岐路

 

<例>

I recommend you to visualize what you want to be doing in five years. I am sure you will reach the fork in the road by then.

(5年後に何をやっていたいか思い描いておくといい。君はそれまでに人生の岐路に立たされるだろう。)

 

今まで一本であった道が、ある地点で二つ以上の方向に分かれていくのが分岐点(岐路)です。

 

同様に、フォークの取っ手の部分は一本ですが、食べ物を刺す先端は二つ以上に分かれています。これを分岐点に見立てたのが今日の表現です。

 

「fork」には「熊手」の意味もありますが、食器のフォークも含めて昔は二股のものがほとんどでした。

 

今日の表現もそのころに使われ始めたため、今でもfork in the roadと言うときは二方向に分かれている道を指すことがほとんどだそうです。

 

「road」であるため「on the road」と言ってしまう人がいますので、気をつけましょう。