dog's life 犬の生活→みじめな生活
意味:困難の多い、みじめな生活
<例>
He led a dog's life in his twenties.
(彼は20代のときみじめな辛い生活を送った。)
チャップリンの映画『犬の生活』(A Dog's Life)は、宿無しの生活を送る主人公が野良犬とともに奮闘しながらがんばって生きてゆく様子を描いた傑作コメディでした。
このタイトルには二重の意味が込められており、一つは登場する野良犬が送る文字通り「犬の生活」、もう一つは主人公が送っている「みじめな毎日」というものです。
このブログでも「dog」を使った表現をいくつか取り上げていますが、「dog」という言葉が人より劣ったものを表すために使われている場合があり(例:go to the dogs)、やはり犬には気の毒に感じます。
しかしこれは犬を見下しているということではなく、昔から犬が人にとって最も身近な動物であったために、動物、つまり人以外のものの代表として取り上げられていると考えるのが妥当でしょう。