おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

call the shots 砲撃を呼ぶ→決定を下す

意味:決定を下す役割を担う、責任を負う

 

<例>

As for the matter, Jim is the one who calls the shots.

(その件についてはジムが責任者だ。)

 

この表現の起源についてはさまざまな説があるようですが、広く知られていて、また私たちにも分かりやすいものとしては、戦場で部下の兵士たちに「撃て!」と号令をかける、という意味で使われたのが始まり、という説があります。

 

最前線にいる兵士がどのタイミングで敵に向かって発砲するかは、その連隊のリーダーの判断にまかされています。

 

現代のビジネスにおいてもリーダーに求められることは同じですから、その意味でこの表現が「決定を下す役割を担う」という意味で使われるのは、想像しやすいでしょう。

 

ほとんどの場合「call the shots」を「be in charge」と置き換えることができると覚えておきましょう。