おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

another helping もう一つの手助け→お代わり

意味:ご飯などのお代わり

 

<例>

Would you like to have another helping of stew?

(シチューのお代わりはいかがですか?)

 

私たちは「help」という言葉を「助ける」の意味で覚えますので、この表現のような意味での用法はすぐに浮かんでこないものです。

 

会食の席などで、スナックなどを大きな皿に入れて「Help yourself.」といって出されることがあります。

 

これは「各自の分量を一々分けて渡しません。自分で食べる分を取って自由に食べてください」という意味で発せられる言葉で、この場合の「help」は「助ける」ではなく「仕える、給仕する」といった「serve」に近い意味で使われています。

 

「another helping」も同じで、もう一杯分あらたに給仕されること、というイメージでとらえると、意味をつかみやすくなるでしょう。