money for old rope 古いロープのための金→楽な収入
意味:楽な仕事で得られる収入
<例>
As long as nothing special happens, this is money for old rope!
(特別なことが起こらない限り、楽に稼げる仕事だよ!)
この表現の起源も諸説があり、正確なところは分かっていません。
絞首刑を執行した後の使用済みロープを闇市で売り、金を稼いだ人がいたことが起源である、という説がある一方で、マットレスを作るときに藁の代わりに古いロープをほぐして使い、材料代を抑えてマットレスを作って儲けた、という話も残っています。
いずれにしても、ロープで使われている藁は非常に丈夫で良質なものであるため、ロープとしては古くて価値がなくなっても、その材料の藁は別の用途で使うことができた、という事実が背景となっているようです。
わざわざマーケットで新たに藁を購入する手間や費用を省いて済ませた、ということから「楽をして稼ぐ」という意味で使われるようになったものです。