おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

under the weather 天気の下で→気分が悪い

意味:気分が悪い

 

<例>

She seems a bit under the weather... what's wrong with her?

(彼女はちょっと気分が悪そうだけど・・・どうしたんだろうね?)

 

これは船舶での通商が盛んであった時代、天気のせいで海が荒れ船酔いになることから、「(悪い)天気の下にいる」ことを「気分が悪い」ことのたとえとして使うようになったものです。

 

「under the bad weather」であれば意味が分かりやすいのですが、単にthe weatherのみです。(この表現に限らず、「weather」という言葉には通常の「天候」の意味に加え「悪天候」を表す場合があります。)

 

また現在では「二日酔いである」という意味でも使われます。

 

なお日本語で「あの人はお天気屋だ」などと「気分屋」の意味で天気という言葉を使うため、この英語表現も「機嫌が悪い」というイメージでとらえてしまうかも知れませんが、そのような意味はないので気を付けましょう。