おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

actions speak louder than words 行動は言葉よりも大声で話す→行動で示す

 

 

 

意味:しゃべりよりも行動のほうが結果になる、口ではなく行動で示す

 

<例>

I don't want to hear your excuses. Just remember actions speak louder than words.

(お前の言い訳なんか聞きたくない。口よりも行動が求められることを忘れるな。)

 

これはきわめてわかりやすい表現のひとつです。いったん覚えれば読む・聞くときだけでなく、自分で書く・話すときにも使えるでしょう。

 

ポイントとしては「actions」も「words」も複数であることです。したがって「speaks」にはなりません。

 

覚えておきたいのは、しばしば人を諭したり批判したりするときに使われる表現である、ということです。

 

(上記の例文のように)「余計なことをしゃべっていないで行動で示せ」という叱責の言葉として使われたり、第三者について「彼は口ほど実行力がない」と批判したりするときに使われる場合も多いようです。

 

そのため、うかつに使ったりすると相手に対する批判だと思われる可能性もありますので、十分注意しましょう。