keep one's ear to the ground 耳を地面に付けておく→まわりの動向に注意を払う
意味:状況の推移を見守る、情勢に通じている
<例>
He succeeded in stock trading because he always kept his ear to the ground.
(彼は常に状況に注意を払っていたため、株取引で成功した。)
戦場の最前線で戦っていた兵士たちは、敵陣がいつ・どこから責めてくるかつねに注意を払っている必要がありました。
レーダーなどのなかった時代には、敵の接近を読み取るためには、馬のひづめの音しか手がかりはありませんでした。
そのため兵士たちは地面に直接耳を付け、少しでも早く敵陣のひづめの音を聞き取ろうとしていたといわれており、その様子から今日の表現が誕生したといわれています。
なお「keep an ear to the ground」とも言いますが、「keep one's ears to the ground」とearが複数形になることは通常ありませんので、注意しましょう。