おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

come to grief 悲しみに来る→ひどい目にあう

意味:ひどい目にあう、失敗する

 

<例>

How disappointing it was that his sincere work came to grief!

(彼が真剣に取り組んだ仕事が失敗したとは、何と残念なことだろう。)

 

意味を照らし合わせてみるとそれほど想像に難くありませんが、日本語の発想ではなかなか思いつかない表現だと思います。

 

「come to an end(終わりに来る)」は「終る、終わりが訪れる」と訳されるように、comeという動詞を使うときは日本語とは異なる発想をする場合があります。

 

今日の表現もその一つで、英語の発想では、物事が「ひどい目にあった結果、深い悲しみにくれる状態」に来てしまう、ということになるようです。

 

英語ならではの発想ということは、英語らしい表現であるといえます。一つの慣用句としてマスターできるように覚えましょう。