eyes in the back of one’s head 頭の後ろにある眼→洞察力
意味:洞察力、眼識
<例>
My boss must have eyes in the back of his head.
(僕の上司は何でもお見通しなんだ。)
一部では、「原始人には第三の目が後頭部にあったが、進化の過程で目としての機能を失い、脳髄の一部に取り込まれていった。現代人では、脳のその部分が洞察力をつかさどっている」という話があり、今日の表現の起源として扱われている場合があります。
しかし、少なくとも現代の用法では「eyes in the back of one’s head」と、目は複数で用いられており、一つだけである第三の目とは合わない気がします。
何が起きているのかを、言葉による情報がなくても周りの様子から推察できる、そんな能力のことを表すものです。
部下が上司の陰で、または子供が親の陰で、バレないつもりでやっていたことが、なぜだかお見通しだった。そんな様子を想像して覚えましょう。