おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

under one’s breath ~の息の下で→~の声を抑えて

意味:声を抑えて、ひそひそと

 

<例>

He talked to me under his breath so that people around us cannot hear him.

(周りの人に聞かれないように彼はひそひそと私に語りかけた。)

 

ひそひそ声で、ささやくように話す様子をあらわす表現です。

 

「息の下で話す」というのは、日本語の発想では少し想像しづらいものがありますが、いったん意味を覚えてしまえばイメージは捉えやすいと思います。

 

なお、日本語では「声を殺して泣く」という表現があり、周りに声を聞かせないという意味では同じため、イメージを重ねてしまいがちです。

 

しかし、今日の英語表現は「話す」場合に使われるのがもっぱらで、「泣く」場合には今日の表現は使われないため、全く別の表現として覚えましょう。