おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

down to the wire 針金まで下りて→最後の最後まで

意味:最後の最後まで、時間切れで

 

<例>

Now we are almost down to the wire, we had better complete our task as soon as possible.

(期限にだいぶ迫っているから、できるだけ早くこの業務を終わらせたほうがいい。)

 

写真判定のなかった19世紀アメリカの競馬場では、どの馬が1位であったかがわかるように、ゴールにワイヤーが張られていました。

 

ここから、「ワイヤーまで近づいて」という言い回しが「もっとも終わりのところまで」という意味の慣用表現として使われるようになりました。

 

アメリカが起源のため、主にアメリカで使われる表現だそうです。

 

「最後の最後まで続ける」という意味で使われるとともに、「制限時間の終わりに近づいているため、もう時間切れである」という意味で使われることもあります。