play into one’s hands ~の手の中へ遊びにいく→~の術中にはまる
意味:~の計略にかかる、思うつぼになる
<例>
I thought he was a good business partner, but it turned out that I actually played into his hands.
(彼は良いビジネス・パートナーだと思っていたが、実は彼の計略にはめられたことがわかった。)
「play」という単語には「人を(ふざけて)だます、ひっかける」という、「trick」と似たような意味があります。
今日の表現もこの意味に基づく言い回しですが、例文のように「ひっかけられた」という意味の文章でも、受動態にはせず「私が彼の策略にひっかかる」という言いかたになります。
したがって「手の上で転がされる(踊らされる)」という日本語の表現と比較すると、意味やイメージは似ていますが、文章の作り方には注意が必要だと思います。
なお、常に「hands」と複数で使われることも併せて覚えておきましょう。