おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

bite one's tongue 舌を噛む→口に出さない

意味:口をつぐんで、何も言わない

 

<例>

You had better bite your tongue in front of him.

(彼の前では何も言わないほうがいい。)

 

日本語で「舌を噛む」というと、言葉を間違えたり、正確に発音できなかったりする様子を表しますが、英語では「まったく何も言わない」ことを表します。

 

舌を噛んでいれば、口を思い通りに動かせないので何もしゃべれない、ということになるからです。

 

「hold one's tongue」という言い方もよく見かけますが、意味は同じです。

 

また、「could have bitten my tongue off」という表現もよくみられ、こちらは「何も言わなければよかった」、すなわち「余計なことを言ってしまった」という意味で使われています。