おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

yellow-bellied 黄色い腹の→臆病な

意味:臆病な、腰抜けな

 

<例>

That guy is yellow-livered!

(あいつは腰抜けだ!)

 

臆病な人の肝臓には血が流れていない、という迷信が古くからあるらしく、そこから臆病者を「血が通ってなくて黄色くなったお腹(belly)の持ち主」と呼ぶようになったのがこの表現の起源と言われています。

 

他にも「white-bellied」「lily-bellied」など、血の気がない様子を「白」「ゆり(の花のように白い)」で表すこともありますが、これらはそれほど頻繁には使われていないようです。

 

またbellyの代わりにliver(肝臓)を使って「yellow-livered」ということもあります。

 

相手を卑下したり侮辱したりする表現になりますので、自分で使うのは避けたほうがよいでしょう。 映画のセリフなどで耳にしたときに理解できるよう、覚えておくのがよいかと思います。