a Jack of all trades 全取引のジャック→広く浅く通じている人
意味:なんでもある程度のことは知っているが、何一つ深くまで極めていない人
<例>
A Jack of all trades is a master of none.
(多芸に秀でるものは、一芸に秀でず)
もともとは「a Jack of all trades」だけで使われ始めたもので、すべての事情に通じ、最終的に全体を取りまとめられる人材、という肯定的な意味で使われていたと言われています。
しかし後になって、上記の例文で使われてからは、とりあえず一通りのことはわかっているが、専門的に理解しているものは一つもない人、を表すようになりました。
現在ではこの例文の意味で使われることが圧倒的に多くなっています。
そのため、どうしても否定的な響きを持ってしまいますので、他人を評するときにむやみに使うのは避けるようにしましょう。