talk turkey 七面鳥を話す→率直に話し合う
意味:堂々と率直に話す
<例>
Now this is a real issue for us, let’s talk turkey and work together towards the best solution.
(これは実際に懸念事項なのだから、率直に話し合ってベストな解決へ向けて協力しよう。)
これは以下のアメリカの昔話が起源となっています。
原住民のインディアンと白人が二人で狩りをしに行きました。
この日の収穫は七面鳥とカラスだけでした。
白人は「君がカラスをとるなら、僕は七面鳥をもらっていくよ。それとも、僕が七面鳥をもらって、かわりに君がカラスを持って帰ってもいいよ」と提案しました。
これを聞いたインディアンは「You no talk turkey to me a bit.」と言い返しました。
「You no talk turkey to me a bit.」というインディアンの発言は「You don’t talk about turkey for me even a bit.」(お前は僕の分の七面鳥について少しも話してないじゃないか)と言う意味で、白人のずるい提案内容を批判しているのです。
つまり、姑息な手を使おうとせず、堂々と率直に話しなさい、という意味です。
この昔話から、この表現が「率直に話す」という意味で使われるようになった、ということです。