any port in a storm 嵐の中の港→せめてもの救い
意味:窮余の策、せめてもの頼り
<例>
It's not the best option, but any port in a storm.
(ベストな選択ではないけど、急場しのぎにはなるね。)
船の運航中に嵐が起きて海が荒れてきたら、とにかくどこでもいいので近くの港に停泊し、嵐がおさまるのを待つのが正しい判断でしょう。
普段であればむしろ避けたほうが良いような港でも、「急場をしのぐ」ためには停泊できるだけ有難いものです。
この表現は、余裕のあるときにはおそらく選ばないようなものでも、困っているときには助かる、という意味で使われるものです。
文脈によっては、「こんなものは普段だったら絶対ゴメンだ」という雰囲気で使われていることもあるようですので、使うときには注意しましょう。