fight windmills 風車と戦う→ひとり相撲をとる
意味:空想の敵と戦う
<例>
There is no use in fighting windmills.
(ひとり相撲なんかしても意味ないよ。)
スペインの古典文学『ドン・キホーテ』には、主人公のドン・キホーテが風車小屋と戦おうとするエピソードが含まれています。
風車の羽根を大きな腕とみなし、風車小屋はその大きな腕を持った巨人であると勝手に思い込み、一生懸命に風車小屋と戦おうとするのです。
ここから、「風車小屋と戦う」という表現が「空想の相手と戦う」という意味で使われるようになりました。
「fight」の代わりに「tilt at」(~に突撃する)という動詞が使われることもありますが、意味は同じです。