おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

Let George do it. ジョージにそれをやらせなさい→ほかの人に任せなさい

意味:自分でやらずにほかに人に頼んでやってもらいなさい

 

<例>

If you don't have time today, let George do it.

(もし今日はそれをやる時間がないのなら、ほかの人にやってもらいなさい。)

 

1940年代、イギリスで『Let George Do It』と言うタイトルの映画が公開されたり、アメリカで同タイトルのラジオドラマが人気を博した、という歴史がありました。

 

おそらくそれらがもとでこのフレーズが使われ始めたと思われますが、現在使われる場合は決して特定のジョージさんを指すわけではなく、「あなた以外の誰か」を表すための“たとえ”として使われています。

 

ある種の命令文になりますので、むやみに使わないようにしたほうが良いかもしれません。

 

周りの人がこの表現を使ったときには(実際のジョージさんを探すことなく)すぐ理解できるように覚えておきましょう。