おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

John Hancock ジョン・ハンコック→署名

意味:署名

 

<例>

Can you put your John Hancock here?

(こちらへご署名をお願いします。)

 

ジョン・ハンコックは18世紀のアメリカの政治家で、1776年に独立宣言が採択されたときに署名をした一人です。

 

アメリカ独立宣言は1776年7月4日に採択され、合計56名が署名しましたが、実際に7月4日当日に署名したのはジョン・ハンコック一人だったといわれています。

 

最初に署名したため、ハンコックの署名は最も目立つところに一番大きく残ることになり、その結果「ジョン・ハンコック=署名」という意味で使われることがあります。

 

ただし、正式な表現ではないので、お客さんなどに対して使うのは避けたほうがよいでしょう。また上記の経緯から、アメリカ以外の国では使われない表現であることも覚えておきましょう。