chew the fat 脂肪を噛む→無駄話をする
意味:無駄話をして時間をつぶす
<例>
Hey, stop chewing the fat and go back to work!
(こら、おしゃべりしてないで仕事に戻りなさい!)
この表現の起源については、「航海中に脂肪まで硬くなってしまった食用肉を噛みちぎりながら、船員がぐだぐだ文句を言い続けていたことに由来する」という説や、「食後のお茶の時間、余った肉の脂肪分をガムのように噛みながらおしゃべりをした昔の習慣が起源である」という説があります。
しかし、いずれの説も歴史的には検証されていないようです。
この表現は、どちらかと言えばアメリカでは「無駄話をする、おしゃべりする」という意味で使われ、イギリスでは「愚痴をこぼす」という意味で使われることが多い、とも言われています。
また「chew the rag」(ぼろ布を噛む)という言い方もあり、意味は同じです。余裕があればいっしょに覚えてしまいましょう。