おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

in someone's shoes ~の靴の中に入る→~の立場に立つ

意味:その人の立場に立って(見る、考える)

 

<例>

I wouldn't do it if I were in your shoes.

(僕が君の立場にいたら、それはやらないだろうね。)

 

英語圏では屋内でも靴を履いているのが普通です。どこにいても靴がその人の今いる場所、すなわちその人の存在を表すというのが、この表現の発想といえるでしょう。

 

例文では動詞は「be」ですが、「walk in someone's shoes(~の靴を履いて歩く)」とい言うと「~にならう、同じことをする」という意味で使われます。

 

また「stand in someone's shoes」と言うと、beの場合と同じ「~の立場に立つ」という意味のほかに、「~の後釜になる、仕事を引き継ぐ」という意味でも使われます。

 

それぞれ意味の派生で理解できる表現だと思いますので、出来ればあわせて覚えてみましょう。