おもしろい英語表現

日本人には思いつきにくい英語の慣用表現を取り上げていきます。少しでも覚えて、使って、より生き生きとした英語の使い手になりましょう!

a crumb of comfort ひとくずの慰め→不幸中の幸い

意味:小さな望み、不幸中の幸い

 

<例>

Although he has to stay in bed for a while due to the accident, one crumb of comfort is that he can continue with his writing.

(事故のせいで彼はしばらくベッドから離れられないが、執筆を続けることができるのは不幸中の幸いだ。)

 

「crumb」はふつうパンなどのくずのことを表し、「a crum of」で「わずかの量の~」という意味になります。

 

とても運が良いとは言えないが、そんな状態でも何とか見出せる唯一の望み、と言った意味で使われることが多いようです。

 

本当に空腹なときは、たとえパンくずであっても、何もないよりはありがたく感じるかも知れません。

 

「a crum of hope」という言い方もあり、同じ意味で使われますのであわせて覚えておきましょう。